八戸市森林組合からのお知らせ

2024.01.23ハーベスタの導入

 ようやく0.45クラスのハーベスタの導入が出来ました。以前はCT500という小さな機械を保有しておりましたが、皆伐の現場では小さすぎるのと、動けば修理に行くぐらい古くなっておりました。
 近年、松くい虫、ナラ枯れ、スギの花粉対策による伐採の推進などでどの樹種もどんどん林種転換していかなくてはなりません。
 特に松くい虫は非常に脅威で、八戸市の50%はアカマツです。これが一斉に枯れ始めたら全く伐採が間に合いません。枯れた後は倒れたりしてとても間に合いません。どんどん伐採しなくてはならないのに夏場は伐採禁止になっております。10年ぐらい前の男鹿半島の周辺は一時期松くい虫によって立ち枯れましたが、伐採されず非常に珍しい奇妙な風景でした。

 今はとにかくどんどん松を伐採していくしかありません。もうヤマセで寒い北東北の太平洋側の海岸付近も温暖化でいつでも松くい虫に侵される可能性が高まっております。早く伐らないと資産がただの枯れ木山になってしまいます。